PROJECT STORY晴海アイライド トリトンスクエア
「街をつくる緑」で、
都市のコミュニティーと
価値を育む
常駐スタッフが20年以上守り続ける「都市のガーデン」
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四季の花々を楽しめる
ガーデン空間21世紀の幕開けを迎えた2001年4月、「晴海アイランド・トリトンスクエア」は誕生しました。
「職・遊・住」の3つの都市機能が調和し共生する新しい都市空間をめざした、総面積約10ヘクタールの大規模開発事業。住友林業緑化は開発当初から参画し、緑地全体(約0.7ヘクタール)の植栽管理を担当しています。
「街の中のみどり」ではなく「街をつくる緑」というキャッチフレーズを掲げ、四季折々楽しめる花の植え替えを年に4回行うなど、常駐スタッフによる管理を20年以上継続しています。 -
環境緑化委員会による
きめ細かな緑地運営開業当初からのコンセプトを守り、現在も美しい緑地を維持できている要因のひとつとして、事業者・設計者・緑地管理者からなる「環境緑化委員会」の存在があります。
竣工以来、委員会は途切れることなく2ヵ月に1回一堂に会して、緑化に関わるあらゆる課題への対応と情報共有を行っています。例えば現場スタッフの提案をもとに、一年草の植え替え植物を決めるなど、きめ細かい運営が続けられています。季節の花々が色とりどりの景観を作るガーデン
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人と自然をつなぐ
サステナブルなガーデンへ晴海トリトンスクエアガーデンは、花のテラス・緑のテラス・水のテラスの3つのテラスとノーストリトンパーク・サウストリトンパークの2つの公園から構成されています。
都心にありながら、600種類以上の植物を季節ごとに楽しむことができる「トリトンガーデン」では、毎月1回、無料の「ガーデンツアー」を開催しています。(夏季と冬季を除く)
また、花々の管理に不可欠な肥料は、同じトリトンガーデン内にあるナツヅタ落ち葉をコンポストで一年かけて堆肥として利用するなど、循環型のグリーンリサイクルにも取り組んでいます。ガーデンツアーでも使われるマップ(右上)と
常駐するグリーンスタッフによる植え替え作業(右下) -
クラフトジンで地域づくり
新たな取り組みにもチャレンジ緑豊かなランドスケープに特徴づけられた、晴海トリトンの街づくり。この「緑」を街の資産として活用できないかというアイデアのもとに生まれたのが、「晴海トリトンクラフトジン」です。
ジンの醸造において欠かせないフレーバーを、ここで20年の歴史を積み重ねてきた5名のヘッドガーデナーがそれぞれに厳選。植栽エリア内でレモングラス、ローズマリーなどのハーブとして育て、ジンの香りづけに使用しました。
こうして生まれた2,000本のジンは、「五感で体験できる緑」として、街づくりのコミュニケションツールのひとつとして活用されています。
緑だけでなく街を見守り、育ててきた緑化の取り組みに「完成」はありません。これからも、豊かなコミュニケーションとコラボレーションを生み出しながら、新たな価値を創造し続けていきます。
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