未利用資源の有効活用"浄水ケーキ"
浄水ケーキは、自然の河川や湖沼の水が浄水場で浄化される際に取り除かれた微細な土砂を脱水固化した残土。現在、その多くは埋め立て処分やセメント原料など産業廃棄物として処理され、各自治体で大きな負担となっています。 一方で浄水ケーキは、天然のミネラルを多く含み、物理的性状が比較的安定しているため、通常の畑土に比べて保水性・通気性に優れているという特長があります。弊社ではこの特性に着目し、高品質の培養土を開発することに成功しました。 浄水ケーキ利用の意義は、培養土の原料として利用する技術により、農業の振興、環境緑化、資源循環型社会の構築に貢献できることです。 【取引がある自治体】
浄水場から発生した浄水ケーキは、そのままでは培養土の原料として利用できません。弊社独自の品質基準をクリアした浄水ケーキのみが工場に持ち込まれ、さらに、堆積熟成処理、粒土調整、肥料調整により加工された“スミリン粒土”が培養土の原料として利用されています。
|