PROJECT STORY米子展示場
脱炭素社会の実現へ
「住まい」は小さな森になる
脱炭素社会の実現へ、住まいの庭の樹木や建材で貢献する
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住まいの庭で
「脱炭素」を実現脱炭素社会に向けた取り組みとして、住まいの庭の樹木による炭素固定の評価を始めています。樹木は成長する過程でCO2を吸収し、炭素として固定し続けることができるため、脱炭素社会に向けて重要な役割を果たしています。
住友林業緑化の指針である「ハーモニックプランツ®」と組み合わせ、地域の生物多様性に配慮しつつ、地球全体の環境にも目を向けた庭造りをめざしていきます。 -
一棟で立木41本分の
二酸化炭素を固定住友林業の米子展示場では、LCCM住宅のモデルケースとして、庭づくりにおける炭素固定について評価を実施しました。
炭素固定が可能な素材として、樹木・ウッドデッキ・ウッドフェンスについて、その固定量を算出。この庭ではCO2換算で約6.2トンもの二酸化炭素を固定しています(人工林における40年生杉の約21本分の炭素固定量に相当)。 -
住まいから「脱炭素」を
推進するために今後はより簡易に評価できるようシステム整備を進めるほか、適切に管理された樹木が生長していくにつれて増加していく固定量についても、評価できるよう準備を進めます。
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ウッドデザイン賞2023
受賞住友林業及び当社が提案する『暮らしを広げるウッドデッキ』が「ウッドデザイン賞2023」を受賞。木を活かし心身を健やかにしウェルビーイングの実現が期待される「ハートフルデザイン部門」での受賞となります。
「過ごす・人をつなぐ庭」をコンセプトに、リビングからの連動性と一段低い位置に作ったピットにデザイン的な特徴があります。材は国内林業活性化にも寄与すべく桧材を使用、質感の高い三面上小節材を採用し、安全面にも配慮し表面はビス無仕上げとしました。