お知らせ(2018年)
日本シバ「バーニングフィールド®」による油含有土のファイトレメディエーションが2018年度グッドデザイン賞を受賞
住友林業緑化が提案する、油含有土の低コスト浄化工法"日本シバ「バーニングフィールド®」
による油含有土のファイトレメディエーション"が、2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。
11月4日まで東京ミッドタウンにて受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION2018」
(11:00~20:00)が開催中です。
(応募カテゴリー:16-03 地域・コミュニティづくり)
■概要
工場やガソリンスタンド等の石油関連施設の油汚染土壌の浄化を目的とする、シバを用いた低環境負荷・低コスト型の土壌浄化工法です。
これまで浄化コストが障壁となって残置されていた油汚染土壌の浄化推進に貢献します。
本工法で使用するオリジナル品種である「バーニングフィールド®」は、バイオ工法の適用が困難とされる高濃度油汚染土でも生育し、
シバが地表を覆うため油臭油膜対策としても効果を発揮します。日本の自生種を採用することで生態系に対するリスクにも配慮してい
ます。乾燥に強く、管理も少なくて済むシバのため、管理コストも削減が可能です。
詳細はこちら
■審査員評価 公開コメント
日本在来のシバの品種として開発された土壌汚染浄化の芝生をつくる技術である。土壌汚染の浄化は今後もますます重要な技術になるだろ
う。シバ自体は決して派手に目立つ植栽ではないが、穏やかな緑の背景を作る植物である。土壌の浄化の過程をランドスケープとして
デザインする可能性を感じさせる。