お知らせ(2022年)

「ひのきデッキ」がウッドデザイン賞2022を受賞

住友林業緑化が提案する「ひのきデッキ」が、ウッドデザイン賞2022を受賞しました。

ウッドデザイン賞は、木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや
価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、
表彰する顕彰制度で、(一社)日本ウッドデザイン協会が主催しています。

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この度当社は、木を活かして質の高いライフ&ワークスタイルを提案しているものが対象となる「ライフスタイルデザイン部門」
で以下の通り受賞しました。

【受賞の概要】

■ひのきデッキ/住友林業緑化株式会社・越井木材工業株式会社

<ライフスタイルデザイン部門>【技術・建材分野】

・利用が進まなかった間伐材・小径木を有効活用することで、国内森林の健全育成の一助となる環境に優しいデッキを共同開発。
・サーモ処理により高耐久性と寸法安定性、薬剤を注入しないノンケミカル処理による安全性を実現。
・側面のスリット加工と新開発の留め具によりデッキ床面からビスの存在を消すことで美しい外観と共に、木材のささくれを防ぎ、
 ビスによる黒染みも発生しない仕様。

節も含めた自然な風合いを楽しめ、家族との大切な時間が過ごせる快適な屋外空間を実現するウッドデッキです。

*サーモ処理:サーモ処理はフィンランドで開発された耐久性・寸法安定性を上げる技術です。木材の腐朽を防ぐには栄養、
水分、空気、温度の4条件の一つ以上なくせば可能です。水蒸気と熱を使い木材を細胞レベルで水分と結合し難くし、「腐り」や
「狂い」を制御します。