-剪定のポイント-
剪定は、樹木の健康管理の役目を果たします。不要な枝を整理することで、美しい樹形を保ち、花付きがよくなります。
剪定する枝はこんな枝
枝の切り方
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枝の途中(×印)で切ると、残った部分が枯れ込んだり、切った部分から不定芽が出る恐れがあります。
必ず元の部分(○印)で切ることが大切です。 -
- ①最終的に切り落とす位置の少し先の部分に下から切り込みを入れます
- ②下から切り込みを入れた位置より更に先の位置に上から切り込みを入れます。
すると枝の重さで自然に枝が折れます。 - ③枝が無くなったところで、最終的に切り落とす位置で切り落とし、癒合剤を塗布しましょう。
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枝の途中(×印)で切ると、残った部分が枯れ込んだり、
切った部分から不定芽が出る恐れがあります。
必ず元の部分(○印)で切ることが大切です。
枝を切るタイミング
剪定する時期は樹種・地域によりちがいますが、一般的な目安です。
花の咲く木 | 常緑樹 | 落葉樹 | |
---|---|---|---|
剪定に 最適な時期 |
花が咲き終わったら 早めに |
5~6月 / 9~10月 | 7~8月 / 11~3月 |
剪定に注意が 必要な時期 |
花芽分化期後 | 冬季期間の 強剪定は避ける |
7月~8月の強剪定は避ける |
花木の花芽分化と開花期
開花終了後に剪定をし、花芽を切ってしまわないようにしましょう。
花芽を切ってしまうと、翌年の花が咲かなくなってしまいます。